じゅん矯正歯科クリニックの
じゅんじゅんです♪
「親知らずって
抜いたほうがいいんですよね?」
とよく聞かれます。
歯医者さんに
「これは親知らずだから抜きましょう」
と言われて既に抜去済み、
という方もいるかもしれません。
そもそも「親知らず」とは
何かご存知ですか?
親知らずの正式名称は
「第3大臼歯」です。
他の歯が12~14歳頃までに
生えきってしまうのに対して、
この第3大臼歯は
18~20歳頃に生えることから、
親が生えたことを知らない=親知らず、
と言われます。
ちなみに英語では
「wisdom teethと言われ
それを訳して
「智歯」とも呼ばれます。
またもっと遅くに生えてくる人や
退化傾向で生まれつき欠損して
親知らずがない人もいます。
そんな親知らずですが
れっきとした歯ですので、
ちゃんと生えて
機能することができれば、
全然抜く必要はありません。
ただ中には
生えるスペースがなくて生えきらない人、
骨や歯ぐきの中に
埋まったままの人もいます。
そのような状態の親知らずは、
前の歯を押してでこぼこを作ったり、
前の歯を吸収したり、
歯ぐきとの間に汚れが詰まって
虫歯や歯周炎の原因になったり
することがあります。
そういう悪さをする親知らずは
抜去の対象になるでしょう。
罪を憎んで人を憎まず。
親知らずにも同じことが
言えるかもしれません。