じゅん矯正歯科クリニックの
じゅんじゅんです♪
先日ある講習会で聞いた話。
「貴族形質」という言葉があるそうです。
江戸時代元禄以降、
顕著に見られた公卿と庶民との
要望の違いを統計的に調べたところ、
公卿や大名などのいわゆるお殿様には
「貴族形質」が見られたというのです。
それは
1.顔の細長化
2.不正咬合やウ蝕の多発
元禄以降は太平の世で、
将軍の役割といえば
生きて存在することでした。
そのため、
食事には特に気を配られ、
胃腸に負担をかける
硬いものなどは出されず、
軟らかい、あまり噛まずに飲み込めるものを
中心として出されていたそうです。
その結果が「貴族形質」です。
現代人も「貴族形質」を持った人が
多くなっています。
矯正歯科のニーズが高まるのは
うれしいことですが、
それが退化の先にあると思うと
なんだか複雑な気分です。