じゅん矯正歯科クリニックの
じゅんじゅんです♪
今日は久しぶりに
歯の矯正治療についての話を書きます。
皆さん、八重歯ってご存知ですよね?
八重歯がチャームポイントだったアイドルは
小柳ルミ子さんに始まり←古っ!Σ(゚д゚;)
私が子どもの頃は石野真子ちゃん、
そして今の八重歯アイドルと言えば
八重歯は若いうちは「かわいい!」ともてはやされます(?)が、
だんだんオバチャンになると、
歯肉が下がってきたり、隣りの引っ込んでる歯が黒ずんできたり、
いいことなしです(>_<)
なので、八重歯がチャームポイントのあなた!!!
ぜひ今のうちにきれいな歯並びにしてしまいましょう。
八重歯を治療するのは八重歯を抜いちゃうの?とよく聞かれます。
八重歯とはそもそも上あごの犬歯(糸切り歯とも言いますね)が、
生えるすき間が足りないために歯列からはみ出して、
外側(頬側)に生えている状態を言います。
この八重歯さえなかったら…と
その犬歯を抜くことを考える人も多いようです。
しかし、基本的に犬歯を抜くことはありません。
それはなぜでしょう?
他の歯種(例:切歯や臼歯)が片顎片側の1ブロックに
それぞれ2~3本ずつあるのに対し、
犬歯は1本しかありません。
したがって、他の歯種のように代用がききません。
また犬歯は歯列弓のカーブの部分に位置し、
その形態からも顎の動きを誘導するという大切な役割があります。
そして他のどの種類の歯よりも歯根が長く、
将来的にも長持ちしやすい歯です。
こういった理由から矯正治療で歯を抜く場合、
犬歯が選択されることは極めて稀です。
矯正治療を始める際も抜歯部位の説明をすると
「えっ?この八重歯を抜いた方が手っ取り早いじゃないですか!」
と驚く人もいます。
でも矯正治療は歯を長持ちさせることを目的としているので、
手っ取り早い方法よりも確実な方法を選ぶのです!!!
もしもう既に犬歯がない人や埋まったままの人は
その分他の歯が長持ちするように、頑張っていきましょう!