じゅん矯正歯科クリニックのじゅんじゅんです♪
すっかりご無沙汰してしまいました。
1か月くらいサボっちゃったかな~と思っていたら、
なんと前回の更新から2か月も経ってました。
うわあ、反省(>_<)
2月は矯正歯科医会の大会やじゅん矯正歯科クリニックの3周年など
いろんなことがあり過ぎて、
その他にも患者さんやいろんな方にいろいろプレゼントをいただいたり、
全部紹介したいのに、全然できてなくてごめんなさいm(_ _ )m
またいろんな出来事とともに、ゆっくり思い出しながら書きたいと思います。
さて昨日、矯正歯科医会でお世話になっている
仙台の伊藤智恵先生から素敵な贈り物が届きました。
昨年の東北大震災で
津波による壊滅的被害に遭った南三陸町の浜の女性たちが、
津波に流されずに残った帆立貝を1枚1枚丁寧に洗い、
キャンドルを作ったそうです。
包みの中には実際にホタテキャンドルを作っている
女性の直筆メッセージが添えられていて、
読むだけで涙が出そうでした。
そのお手紙は以下の通りです(原文のまま)。
「・・・・・・・
震災から十ヶ月以上過ぎました。
あとすこしで一年を迎へます。
当時着のみ着のまヽで避難し、私達の大切にして
守ってきたすべてが破壊され大津波に飲み込まれて行く様を
ただ々見守ることしかできませんでした。
わた雪が散らつき夕ぐれの中に呆然と立ちすくんでいたのは
私だけではありませんでした。
人の力のはかなさ、命のはかなさ、…どうすることも
できないくらい大自然はつよかったのですね。
全国の皆様から沢山の善意とはげましの言葉など
大変力になりました。心から感謝いたしております。
私もすべて失した一人です。水産加工場、養殖施設など
一代で築きあげた夫も被災した自宅で亡くなりました。
深い絶望感の中、人に合うことや話すことすらできなくなり、
眠れない日々が続きました。
四十九日を過ぎた頃、いつまでもこのまヽではいけないと
自分に言々聞かせてすこしずつ前を向いて生きようと
決めました。
地域の生活センターでの物資配給の手伝いや
炊き出しなど毎日忙しく一日がすぎました。
そのような中で仕事をなくした私達に何か
できることがあるのではと、支援をいただいた方から
キャンドルのお話をいただきました。
浜の女性達がふつうにお茶を飲み、笑ったり
する時間があれば、すこしでも心が和むのでは
と思いました。 何もないところから物を作ることは
本当に大変でした。この様な形で物作りが
できたのは応援して下さった全国の皆様の
おかげです。今ネットを通して私達のキャンドルが
みられる様にもなりました。
ホームページを作って下さった後藤さんはじめ、
ブログなどでも多くの方々が紹介してくれてます。
ありがたいです。私達も1枚々手作りのキャンドルに
心を込めて作っています。「復興のあかり」が
いつの日か私達、皆様の希望の灯りとなる様に
お世話になった人達との絆を大切に
頑張って進んで行きたいです。
毎日寒い日が続いております。かぜなどひかない
様に頑張りましょう。
ありがとうございました。 三浦弘子」
明日で東北大震災から1年。
まだまだ復興は続いています。
私達も何か継続的な支援ができるよう、
アンテナを張り続けていたいものです。
3月11日はこのホタテキャンドルに灯りを灯して、
静かで穏やかな夜を過ごしたいと思います。