じゅん矯正歯科クリニックのじゅんじゅんです。
雨の休日となりました。
先週はおかげさまで忙しくしていました。
今日は気分を落ちつけて事務仕事をしています。
先週の東京での講習会、女性起業家の会でのイベント、友人の来阪など
書きたいことが盛りだくさんなのですが、
それは1つずつあらためて書くとして…
11月8日は「いい歯の日」また「いい歯ならびの日」でした。
「いい歯の日」は日本歯科医師会が、
「いい歯ならびの日」は日本矯正歯科学会が制定したものです。
歯に関する記念日は他にも4月18日の「よい歯の日」、
6月4日の「歯の衛生週間」、8月8日の「歯並びの日」があり、
国民への歯に対する意識の向上に役立てられています。
ではいい歯並びとはどういったものを言うのでしょうか?
でこぼこがなく歯が揃って並んでいること、
という条件はすぐに思いつくでしょうが、
実はその他にもいろんな条件があります。
まずは見た目(外見)がきれいなこと、
そして機能的にも問題ないことがあげられます。
見た目がきれいであるためには、
まず顔の真ん中に上下の歯の真ん中が合っていることが必要です。
顔の真ん中と上の歯の真ん中がずれていると、
顔を見たときに違和感があります。
また上の歯と下の歯の真ん中がずれていると、
下あごにゆがみやかみ合わせに問題があることがあります。
上下の歯は歯車の歯がかみ合うように、
上の歯の山と下の歯の谷、上の歯の谷と下の歯の山が
しっかりとかみ合うのが理想的です。
このとき、上の歯は全体的に下の歯に覆いかぶさるように外側に位置し、
上の前歯は下の前歯が2~3mm隠れるくらいに重なります。
ここまではお口の中、すなわち歯だけの問題ですが、
実はこれだけではいい歯並びの条件が揃ったとは言えません。
口元の美しさも必要な条件なのです。
顔を横から見たとき、鼻とあごの先を結んだ線を
エステティックラインと言いますが、
このラインより唇が著しく前に出るのはあまり好ましくありません。
日本人は欧米人に比べると鼻も低く、あごも発達していないので、
どうしても口元が出た感じになりがちですが、
歯が適正な位置に並ぶと口が楽に閉じられるようになり、
見た目も美しくなります。
また笑ったときに見える歯肉の量も
歯並びを整えることで改善することがあります。
健康的な美しさを保つために、いい歯並びはぜひ獲得したいものです。