じゅん矯正歯科クリニックのじゅんじゅんです。
3月11日。
いつもと変わらない日ですが、
この日を特別な思いで迎えた方も多いと思います。
東北大震災からもう3年が経つんですね。
先月東北・仙台で行われた日本臨床矯正歯科医会東北大会の前日に
東日本大震災で大きな被害が出た宮城県亘理、山元両町の被災地をめぐる
「被災地応援ツアー」に参加する機会をいただきました。
矯正歯科医会の東北支部の先生方の企画によるものです。
かつては家や木々が並んでいたそうですが、更地のようになっています。
参加者全員で、津波で全壊した山元町中浜小の鉄筋2階の校舎や
児童ら約90人が逃げて助かった屋根裏部屋などを見学しました。
その水位のところには今も印がつけられていました。
また当時の生々しい状況は
被災した学校の校長を務めていた先生や職員の方々が
ガイドとして引率して下さり、詳しく説明して下さいました。
校舎の中。
あれからもうすぐ3年が過ぎようとし、
テレビや新聞、また日々の話題にも当時ほど上ることが少なくなってきていますが、
現地の状況はまだまだ厳しく、
今回訪れて初めてそれを実感することができました。
復興を進めるためにも、東北大震災を風化させないためにも
私たちに何ができるのか、
防災についてとともに考える1日にしたいと思います。