じゅん矯正歯科クリニックでは月に一度、スタッフの知識向上を目的に勉強会や練習会を行っています。
来月には歯と口の健康週間がやってくるいうこともあり、患者さんにいろいろな歯のお手入れ方法やオーラルケア用品を提案する前に、まずはスタッフ自らの歯磨きやお手入れを見直そう!ということで、5月は歯科衛生士によるスタッフ自身の歯磨き練習会を行いました。
最初に各々染め出し液を使い、磨き残しのあるところを把握した上で、ブラッシングの仕方やデンタルフロスの使い方を学びました。
受付やアシスタントスタッフはこれまでフロスにあまり馴染みがなかったということで、衛生士スタッフに丁寧に教えてもらっています。
まずは模型を使って、フロスの挿入方法について学んでいます。
次は衛生士スタッフが実際に使うのをしげしげと観察。
次に実際に自分たちの歯にフロスを使ってみました。
磨き残し=歯垢(プラーク)が残りやすい場所、それは歯と歯の間、歯のかむ面にある溝、歯と歯ぐきの間です。
中でも歯と歯の間は歯ブラシだけではなかなか汚れを落とすことができません。
そこでぜひとも使っていただきたいのが、今回スタッフが使い方を学んだフロスです。
歯と歯の間に細い糸をスライドさせながら挿入し、そこに残った食べかすや歯垢(プラーク)をからめとり除去します。
歯ブラシのみのブラッシングでは50~70%しか歯垢を落とすことはできませんが、フロスを併用することでその成果を約90%にまで引き上げることができるんですよ(‘-^*)/
フロスには糸巻きのように長いフロスが巻かれたものや、短いフロスに柄がついたものなど、様々な種類があります。使い方が分からない場合は、自分に合った種類や使い方などをかかりつけの歯医者さんで相談するのもいいでしょう。
「Floss or Die?」(フロスを使うか?それとも死ぬか?)
アメリカではこんなメッセージがマスコミから発信させられるほど、フロスがおなじみです。
皆さんも今日からぜひフロッサー(フロスを使う人)になりましょう。