10月半ばだというのに、まだ暖かい日が続いていますね。 毎年9月下旬に感じるキンモクセイの香りですが、今年は今頃になってやっと楽しめている状態です。
そんな暖かい中ではありますが、御堂筋では年末のイルミネーションの準備が着々と進んでいます。
来週からは一気に寒くなるとのことですので、体調管理には十分お気を付けください。
さて今日来られた患者Mさんは、矯正歯科治療を終えてすぐに海外へ渡航されたため、1年半ぶりの来院でした。
歯を動かす装置は外れて現在は保定中で、海外でも毎日リテーナーを使っていただいていたため、歯並びも咬み合わせも全く問題ない状態でした。
現在はアメリカで生活しているMさん。 最近特に歯並びのことを褒められることが多くなったそうで、すごくうれしいと話してくれました。
アメリカに住む日本人の友達の中には、歯並びが悪いせいで仕事ももらえないという現実に直面し、慌ててアメリカで矯正歯科治療を始めた人もいるのだとか。
多くの外国人、特にアメリカ人にとって「歯の矯正治療を受けられる」=「親の経済状態が安定している」ことを表す重要な目安であり、歯並びによって他人からの扱われ方も違うそうです。
歯並びがその人への信頼度につながるんですね。
Mさんの話に戻って…
Mさんが最近仲良くなったアメリカ人が偶然にも歯科医師だったそうで、「Mの歯並びはすごくきれいだね!」と褒めてもらえたそうです。
この話を聞いて、私がMさん以上にうれしかったことは言うまでもありません。
自分や自分の家族の活躍の場が海外に移る時、そのタイミングは突然やって来るかもしれません。
その時にいつでも胸を張って海外の人たちと渡り合えるように、ぜひきれいな歯並びの準備はしておいてほしいものです。