6月24日の地震から、7月は大雨や猛暑、台風と災害続きで何となく落ち着かなかったせいか、あっという間に今日から8月。
もう例年のひと夏分の暑さを十分体感したくらいの7月でしたが、これからますます暑くなると思うとげんなりしますorz
さて、クリニックでは患者さんの歯を大切にしていただくように呼び掛ける立場ですが、私自身も3か月に一度はかかりつけ歯科で定期健診とクリーニングをしていただいています。
始めに歯垢(プラーク)が赤く染まる染め出し液でチェックしていただくので、毎回今回こそは!と気合を入れて歯を磨いていくのですが、いつもどこかしら磨き残しがあって、その度に担当の歯科衛生士さんに磨き方を教わっています。
歯磨きって本当に奥が深いです。
若い時は歯ブラシ1本で十分だと思っていましたが、決してそんなことはありません。
私自身が矯正歯科治療を受けたときはそんなふうに指導をしてもらった記憶もないので、当時は歯ブラシ1本で装置回りや歯の汚れを磨いていたのですが、今思うととんでもなかったなと思います。
現在は歯ブラシに部分磨き用のタフトブラシ、太さの違う歯間ブラシ2本、そして歯と歯の間の汚れを取ってくれるデンタルフロスを使って丁寧に磨いています。
まだ下の歯の裏側に保定装置(リテーナー)がついているので、以前はその辺りによく歯石がたまっていたのですが、こういった補助道具を愛用するようになってからは歯石がたまるのがうんと少なくなりました。
矯正装置が着いていると、歯磨きには工夫が必要です。
でも治療の間に丁寧な歯磨きを身に着けてしまえば、将来への財産にもなります。
歯ブラシや歯間ブラシ、デンタルフロスを使って、矯正治療中も虫歯や歯周病から歯を守りましょう!