開業して、待合室に置く雑誌がほぼ定着してきました。
定期購読しようかな…と思うのですが
ここ大阪市中央区本町には
割と大きな紀伊国屋書店があるので
情報収集がてら
毎回自分で買いに行ってます
今日もお昼休みに本を仕入れに行ったところ、
こんな文字が目に飛び込みました
「知らないと怖い子供の歯科治療
矯正、むし歯、さし歯
―街の歯医者には危険がいっぱい」
最近「街の歯医者」になった私には
とてもショッキングな表題です
雑誌の名は「プレジデントFamily 5月号」
これはぜひ読んでみなければ…と早速購入
全9ページにわたって
(主に子供の)歯科治療について書かれています。
ショッキングはタイトルとは裏腹に
内容はいかにもその通りというもの。
矯正治療については
いい矯正歯科選びのポイントについて書かれています。
ちょっと「?」と思うこともなきにしもあらずですが、
全体的には賛同できる内容だったので安心しました
しかし、記事の構成についてはいかがなものか・・・?
確かに部数をのばすために
読者の目を強く惹きつけるタイトルは必要だと思いますが
それは内容をしっかりと読むことを前提としたもの。
読者の中には
大きな字で書かれたタイトルやサブタイトルだけ見て
内容を推測して終わる人も少なくないはず。
そうなるとその人の頭には「歯科治療=危険」みたいな
印象が残らないだろうか?
患者さんにいい治療を受けてもらいたい思いは
きっと雑誌の編集者の方も我々も同じだろうに
結局歯科治療そのものを
患者さんから遠ざける結果になっていないだろうか?と
心配になりました。
取り上げたテーマや内容がいいものだっただけに
ちょっと残念な気がしています。
「プレジデントFamily 5月号」を買われた方、
しっかりと記事を読んでくださいね♪