6月30日、私が卒後7年近く在籍していた九州大学歯学部歯科矯正学講座の同門会に参加するために、博多へ行ってきました。
博多はちょうど7月1日から初の風物詩である山笠が始まるということで、博多駅前には飾り山が設置はされていましたが、まだ白い布で覆われていて中の飾りを見ることはできませんでした( ;∀;)
今頃はこんな飾り山が見られることでしょう。
さて同門会の「同門」とは「同じ師匠・先生のもとで学ぶこと。また、その人」という意味だそうで、大学などの場合はそれが広がって、同じ講座や医局で学ぶことや一緒に学んだ人を表すようです。いわば講座や医局の同窓会といった感じのものです。
ただ医局人事などでゴタゴタがあると、既存の同門会が一旦解散される…というようなことはよくあって、私が在籍していた大学の歯科矯正学講座も医局トップの交代などにより同門会がしばらく解散したままになっていて、同じ医局で過ごした先輩や後輩が一同に集うことがなかなか叶いませんでした。
しかし今回有志が発起人となって、歴代の教授の下で研修を積んだ新旧の医局員が垣根なく集える同門会を復活させてくれました。
↑恩師の中島昭彦名誉教授です。
恩師の元気な姿や諸先輩方の活躍されている様子はもちろん、また若い後輩や医局員が立派に頑張っている姿は、私自身の励みにもなりました。
私が入局した頃は医局の先輩の中に矯正専門歯科で開業している女性が一人もおらず、それ故に自分の将来像において開業ということを描きにくかったのを覚えています。
だからこそ、今の自分がこれからの矯正歯科界を担う若い世代のロールモデルになれればいいなと常々思って、大学OBの勉強会や同門が集まるような場にはなるべく顔を出すようにしてきました。
今では男女問わず、たくさんの後輩が矯正専門歯科で開業していて、うれしい限りです。
博多には勉強会などで3、4か月に一度は行っていますが、今回は同門会の後、帰りの新幹線まで時間があったので寄り道をして旧友に会って来ました。
そのことについてはまた次回…