じゅん矯正歯科クリニックのじゅんじゅんです。
今日5月14日は種痘記念日です。
1769年、アメリカの外科医ジェンナーが
初めて種痘の接種に成功しました。
当時は天然痘は最も恐ろしい病気の1つで
私が少女の頃読んだ「ベルサイユのばら」によれば
ルイ15世も天然痘で崩御しています。
ただ、一度かかると二度とはかからないこと、
また乳しぼりの女性から
牛痘にかかった人は天然痘にかからないことを
聞いたジェンナーは、そのことをヒントに
ある少年に種痘の接種を行い、見事成功します。
その結果は当時の学界では評価されませんでしたが
ジェンナーは多くの人々に無料で種痘の接種を行い
天然痘根絶へ大きく貢献しました。
ジェンナーはこのことが評価され、
「近代免疫学の父」と呼ばれています。
さて、矯正歯科はその頃
どんなふうであったかというと
1728年にある文献に
幅の狭いリボン状の金属板をアーチ状にしたものを
歯列の外側につけ、
ならびの悪い部分の歯を結びつけて
歯の移動を試みた方法が紹介されています。
日本で実際に矯正治療が行われるようになってから
実はまだ100年くらいしか経っていません。
その間に装置や材料も急速に進歩しました。
それに合わせて
患者さんにも高いレベルの治療を提供できるようになりました。
でも、どんなに装置や材料が進歩しても
ドクターの診断力が不足していては
結局いい治療はできません。
新しい材料が出たからと言って
すぐに飛びつくのも結構ですが
もっと足元を固めて
しっかりとした診断力や技術力を持ちたいものです。
矯正治療に関するご相談は
じゅん矯正歯科クリニックへどうぞ♪