じゅん矯正歯科クリニックのじゅんじゅんです♪
昨日は矯正治療で
歯を抜く場合があると書きました。
私も敏腕衛生士オカダも
矯正治療経験者ですが
2人とも歯を抜いています。
では2人とも隙っ歯か?というと
そんなことはありません。
2人とも歯を抜いた形跡なんて
分からないくらい隙間もないし、
他の歯もきれいに並んでいます。
そもそも歯ならびが悪い原因を考えると
いちばんの要素に
歯の大きさと顎の大きさのアンバランスがあります。
歯列が著しく狭い場合、
幅を広げることはしますが
顎の大きさは固有のものなので
広げるにも限界があります。
また、矯正治療は
治療終了時にきれいに並んでいることが
目的なのではなく
そのきれいな歯ならびを
患者さんにおじいさん、おばあさんになるまで
維持して使ってもらうことが目的です。
そのことを考えると
より安定する位置に歯を並べる必要があります。
もともとの顎の大きさを無視して
歯を並べるために歯列を広げると
将来的に歯ぐきが下がりやすかったり
歯周病が進行しやすかったり、
また歯ならび自体が元の形に戻りやすかったり
安定しないこともあるので
むやみに広げることはおススメできません。
歯を抜くか抜かないかは
矯正治療の手段の1つであって
決して目的ではないのです。
でも、やっぱり歯を抜くのは抵抗あるわ…
という方のために
明日も引き続き
矯正治療の抜歯について書きたいと思います。
矯正治療は科学であり芸術でもある。
こんなの始めました♪
いろいろ集まっておもしろいですよ♪
↓↓↓↓↓↓↓