じゅん矯正歯科クリニックのじゅんじゅんです♪
今日は少し曇っていますが
最近ずいぶん日が長くなりましたね。
昨日は甲子園での阪神戦のせいか
はたまた長居スタジアムでのキリンカップのせいか
電車がやけに混んでいました。
さて、過去3回にわたり
矯正治療における抜歯について
熱く熱く語ってきました(笑)
それでもやっぱり…という方のために
シリーズは続きます♪
私が矯正歯科医となって、今まで
とても影響を受けた先生が何人かいらっしゃいます。
その先生方の概念や矯正治療に対する熱意は
本当に素晴らしくて
その言葉を思い出すたびに
矯正治療の奥深さを痛感し
あらためて身が引き締まる思いがします。
その中にTerrell.L.Root先生がいらっしゃいます。
Root先生は
私が日々の臨床に取り入れている
レベルアンカレッジシステムの創始者です。
Root先生はその著書や講義の中で
矯正治療の限界というものについて
必ずお話しされています。
歯を動かすのは歯槽骨(歯が植わっている骨)の上で
それを超えたところに歯は動きません。
それを認識せずに歯を移動させようとしても
決していい結果は生まれません。
また、
でこぼこに生えた永久歯の前歯をきれいに並べようと
幅を広げてスペースを作ろうとする治療もされていますが
これも見極めがとても大切で
その後の安定性という点からみると
安易に選択することはあまりお勧めしません。
自然成長により
左右の犬歯(糸切り歯)間の距離は減少する
との報告もあります。
Root先生も
下あごの犬歯を広げて並べることは
すべきではなく、
上あごの歯列の幅も
下あごの歯列に調和されるべきだと
書いています。
ちょっとこむずかしいことを書きならべましたが、
要するに矯正治療では
・矯正治療は歯がきれいに並んで終わり、ではなく、
その後その歯ならびを高齢になるまで
維持して使ってもらうことが目的
・歯を移動させる場所(目標)が予め決められるべき
・目標に到達するために手段
(どんな装置を使うか、歯を抜くか抜かないか、
など)が決められるべき
なのです。
歯を抜くことばっかり書いて
じゅん矯正歯科クリニックでは
必ず歯を抜くのか?と思われるかもしれませんが
そんなことはありません。
もちろん、歯を抜く必要のない方は
歯を抜かずに治療をしていますよ。
大切なのは診断力!
それを高めるために矯正歯科の先生方は
日々研鑽を積んでいらっしゃるんです♪
矯正治療のこととなるとついつい熱くなりますが、
みなさん、ついてきて下さいよ~(笑)
もっと詳しく聞きたい方はぜひ
じゅん矯正歯科クリニック へどうぞ♪
こんなの始めました♪
いろいろ集まっておもしろいですよ♪
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