じゅん矯正歯科クリニックのじゅんじゅんです♪
昨日は
現在歯医者になっている私たちでも
教育を受けなかったら
若いうちに歯を失っていたかも…
という話をしました。
まだ読んでいない方はこちら。
さて、今日は歯周病についてお話しします。
厳密に言うと歯周病は
歯肉炎(炎症が歯ぐきに限局しているもの)と
歯周炎(炎症が歯を支える骨にまで及んでいるもの)
に分けられます。
歯周炎のことを英語で
Periodontitis(ペリオドンタイティス)といい
それを略して歯科界では「ぺリオ」と呼びます。
ちなみにこの単語はラテン語から来ており
Peri=around、周り
odont=tooth、歯
-titis=inflammation、炎症
を表します。
歯肉炎のことはGingivitisと言いますが、
歯肉炎は容易に歯周炎に移行するので
総称して歯周病=ぺリオと称されることが
多いように思います。
さて、そもそも歯周病って?
多くの人が「歯のトラブル=虫歯」
と思っているかもしれません。
しかし、大人になってから
実際歯を失う大きな原因になるのは
この歯周病です。
歯周病の怖いところは
虫歯のような痛みもなく
知らず知らずのうちに進行して
自覚症状として現れるのは
「歯がゆれはじめること」
そこで歯医者に行ったらもう手遅れ…
なんてことにもなりかねません。
歯周病は歯についた汚れ、
歯垢(プラーク)内のバイ菌の毒素によって
歯を支える歯ぐきや骨に炎症が起こります。
最初は歯ぐきが腫れて出血しやすくなります。
さらに進むと
今度は炎症が骨にまで広がり
骨がどんどん溶けていきます。
歯を支える骨が溶けるわけですから
それまでは耐えられていた咬む力に耐えられなくなり
歯が移動したりします。
昔は前歯がきれいだったのに
年取ったらすきっ歯になって…と
ぼやいている年配の方は
これが原因です。
ちょっと長くなりましたが
要するに歯の汚れが原因で
歯の周りの組織が破壊されていく病気です。
そっか、私は毎日歯を磨いているから
関係ない♪と思ったあなた、
ちょっと待って!!!
本当に大丈夫ですか?
続きはまた明日。
歯の大切さを伝え続けます♪
こんなの始めました♪
いろいろ集まっておもしろいですよ♪
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