じゅん矯正歯科クリニックのじゅんじゅんです♪
さて、いろいろありましたが
私の学生生活は続いています。
入学直後に凹んだこと、
親元を離れ、糸の切れた凧状態だったこと、
自分より成績のいい同級生に囲まれ
かなり劣等感を味わったこと、…で
大学の講義にもあまり魅力を感じられずにいました。
何とか教養課程を終了し、
専門課程に進むことができました。
最初は
保存学
(=歯を保存するための学問。
虫歯治療や歯周病治療について習います)
補綴学
(=喪失した部分を補うための学問。
歯の大きなかぶせ物やブリッジ、入れ歯について
習います)
から講義が始まります。
その講義のほとんどが
教科書と同じことが書かれたスライドを
ただノートに書き写すだけだったり、
配られたプリントがただ読み上げられるだけだったり
いま一つ、内容に魅力を感じられずにいました。
(これは講義をする側、受ける側の問題ですね…)
また、教科書的にはこれがベストだけれども
現状では
(保険診療における制限や
患者さんの口腔内環境の状況から)
別の方法をとる…などの内容が多くて
当時の私には
「実際の治療ではみんな妥協してるの?!」と
何か釈然としない思いを抱えていました。
注:今思えば、
これは私の不勉強さからくる誤解で
いろいろな制限がある中でも
世の中の多くの先生は
いかに歯を長持ちさせるか
その環境におけるベストな方法を考え
実践しているので、
決して妥協という言葉は適切ではありません。
そんなことで
当時の私はいわゆる一般歯科の内容に
あまり興味を持てずにいました。
一方、そのころも私の中では
ずっと「歯ならび」についての
コンプレックスが胸の奥に残っていて
学生同士で口腔内を検査しあう、
などといった実習がとても苦痛でした。
また、歯のきれいさを自慢する同級生のことを
とてもうらやましく思っていました。
そうだ、
矯正歯科っていいかも♪
歯ならびを良くすることは
単なる歯を治療するだけでなく
私みたいにコンプレックスを抱えた人には
精神面へもアプローチできるかも…
ある日、
こんな思いがふっと頭をよぎりました。
そして、
この思いは消えることなく
むしろ強くなっていき、
私は矯正歯科の講義が始まるのを
心待ちにするようになったのです。
でも、
矯正科の教授が
今まで出会った他科の教授のように
あまりエネルギーを感じないような人だったら
嫌だなあ…と
矯正科の教授に会うのが
楽しみなような怖いような複雑な気持ちでした。
(失礼な発言をお許しください!!!
当時講義をして下さった保存・補綴の教授陣は
もうほとんど退官しているので
今はそんなことないと思います。汗)
そしていよいよ
矯正科の講義、初日!!!
ドキドキしていた私の前に現れた教授とは…
(明日に続く)
自分の話でこんなに引っ張ってすみません。
ただ
これで私の矯正歯科への思いが
少しでも伝わればなあと思っています♪
矯正歯科医になって本当によかった♪
こんなの始めました♪
いろいろ集まっておもしろいですよ♪
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