11月2、3日に新潟市・朱鷺メッセで開催された日本矯正歯科学会学術大会に参加してきました。
今回の学会テーマは「矯正歯科のあるべき姿を再考しよう-伝統と進化-」ということで、プログラムも基礎的なことからデジタルなどの最近の情報まで、幅広い内容でした。
一見、日々の臨床に関係なさそうなものでも、講演を聴いてみると気づかされることや学ぶことが多々あり、やっぱり新しい情報を取り入れることは大切だなとあらためて感じました。
またこういった大会では、矯正歯科に関わるメーカーや商社がそれぞれ展示ブースを出すスペースも設けられており、今回も目新しい商品やトレンドに上がっている商品を探す人や実際に手に取ってみたい人で、どのブースも賑わっていました。
日本矯正歯科学会には、大学を卒業したての若いドクターから大学教授、矯正歯科専門開業医や一般歯科医、診療所スタッフに至るまで、たくさんの人が在籍しています。
その学術大会が開催されたことで、新潟市もずいぶん賑わっていたようで、プログラムの合間にちょっとお茶するお店を探すのにも一苦労するほどでした。
昨年までは学会の開催もオンラインや会場とオンラインのハイブリットが多かったものですが、コロナが第5類に分類されたあたりからリアル開催が徐々に増えてきました。オンラインは自宅や職場にいながら参加できる気軽さがありがたかったですが、やはり会場で五感を通していろんな情報を得られるのはリアル開催ならではの醍醐味だなあと思います。
今回も学会プログラム以外でも、普段はなかなか会う機会のない知り合いの先生方と久しぶりに近況報告や情報交換をすることができ、とても濃い2日間を過ごすことができました。