昨日11月23日(祝)の勤労感謝の日には、プロ野球日本シリーズを制し38年ぶりに日本一に輝いた阪神タイガースと、惜しくも日本一は逃したものの、2年連続パリーグの覇者となったオリックスバファローズの優勝パレードが、当院からほど近い御堂筋で行われたそうです。
今朝のニュースや新聞によく見かける御堂筋沿いのビルが映っていたりして、「あっ!あそこ曲がったらうちのクリニック!」と少しばかりテンションが上がってしまいました。
パレードで御堂筋が盛り上がっていた頃、私は京都で行われた第35回日本舌側矯正歯科学会 学術大会に参加してきました。
いつも学会に行くと写真を撮り忘れてしまって、プログラムと名札の写真ですorz
興味のあった3名の先生方の特別講演をバッチリ聴けて、とても勉強になりました。
筒井塾の筒井照子先生からは「態癖」が歯列や咬合に与える影響について、症例の供覧をしていただきました。
日本臨床歯科学会理事の木原 敏裕先生からはご自身の症例や経験を踏まえて、患者さんの歯や健康を長く維持するためには、歯科治療の中でも矯正歯科治療がとても重要なポジションにあるという話がありました。
矯正歯科治療の重要性を矯正歯科以外の先生が熱弁されていて、やっぱりそうだよなあとうれしく思うとともに、あらためて矯正歯科医の責任の大きさを感じました。
またJIADS理事の浦野 智先生からは歯周病治療についての基本から最新情報まで分かりやすいお話があり、矯正歯科治療を始めたり進めたりするにあたって細心の注意が必要なことを教えていただきました。
もちろん矯正歯科の先生方の話も面白く多くの学びを得ることができますが、他科の先生方は矯正歯科とは少し違った視点で診ておられるので、気付きが多いように思います。
今回学んだ違う視点を持ちながら、これからの診療に生かしたいと思います。