今年は辰年、ということで辰(龍)の歯について調べたところ、「龍」にはワニを意味することもあったので実はワニのことだった…という説があったことを知りました。
龍は十二支の中で唯一の架空の動物で歯についてもイメージしかないため、龍の代わりにワニの歯について書きたいと思います。
ワニの歯は約80本もあるそうです。
私たち人間の歯が親知らずも含めて32本なので、ワニはその倍以上の歯を持っていることになります。
私たちのように歯で食べ物を砕いたりすりつぶしたりすることはなく、そもそもワニにとっての歯は、捕まえた獲物を逃さないようにしっかり把持しておくための道具なので、上下の歯が交互に咬み合うような構造になっています。
またそれぞれの歯に3層くらいに重なったように次の歯が控えていて、折れたり抜けたりしてもすぐに次の歯が生えてくるんだそうです。
一緒に20~50回も生え変わることがあるとか!
歯を失うと獲物を捕まえることができないワニにとって歯を失うことは死活問題なので、こういう構造になっているのでしょうね。
私たち人間の歯は永久歯が抜けたらもう次の歯が生えてくることはありません。
だからこそ一生自分の歯とともに充実した人生を歩めるよう、毎日のケアと定期的な健診やクリーニングが必要です。
昨年から通い始めたジムの掲示板に、スタッフさんが見事な龍の絵を描いていました。
2024年もどうぞご自身の歯と健康を大切にして、健やかな1年をお過ごし下さい。