当院では開院当初から毎月、来院して下さる患者さんに向けてクリニック新聞を発行しています。
その中に、私が気になる著名人の名言を紹介しながら、私が感じたことを徒然に書いている「今月の一言」というコーナーがあります。
今年からこのブログでも紹介していきますので、よかったらご一読下さい。
さて2024年最初の一言はミュージシャンの忌野清志郎さんの言葉です。
どんな顔の人だって輝くときは、とてもいい顔だ。
どんな美形だって、つまらない人間では、それほど美しくもないぜ。
かつてアメリカ合衆国第16代大統領のリンカーンは「40 歳になったら、人は自分の顔に責任を持たねばならない」という言葉を残しました。
「顔」とはそもそも親から与えられたもので、子供の頃は生まれつきの「顔立ち」がそのまま表れることが多いですが、社会に出ていろんな経験を積んだり、自分自身でも様々なことを考えたりするうちに、「顔つき」が変わっていきます。
それまでの人生にどれほどのことを考え、挑戦し、経験したかで「顔つき」は大いに変化していきます。
私が思う矯正歯科治療の良さは、歯並びを整えることでその時点での「顔立ち」に変化を起こすことはもちろん、決して簡単ではない矯正歯科治療を始めることを決意したこと、根気強く続けたことが自信となり、さらには歯を見せて笑うことにコンプレックスがなくなる…、そういったことがその人の「顔つき」の変化にもよい影響を与えるということです。
矯正歯科治療は大変なこともたくさんありますが、それを乗り越えた時の喜びが皆さんの輝く笑顔につながっていくことでしょう。
今年もたくさんの輝く笑顔に出会えることを願っています。