じゅん矯正歯科クリニックの
じゅんじゅんです♪
春、卒業シーズンですね。
私にもセーラー服の似合う
うら若き女子高生の時代が
ありました。
私は高校の時、
自転車通学だったので、
毎日自宅から学校までを
自転車で爆走してました。
その頃は
「自動車って
なんて邪魔なんやろ。
歩行者も
もっと自転車のこと
考えて歩いてほしいわ」
と思っていました。
その後、
車を運転するようになってからは
「自転車って危ないな。
歩行者もちゃんと前向いて歩いてよ!!!」
と思うようになり、
最近この界隈を歩くようになると
「自転車も自動車も
歩行者優先なんだから
ちゃんと止まってよね!!!」
と思ったりします。
でもよく考えるとこれは
私が私に
文句を言っているようなものです。
立場が異なると
物事の捉え方も変わり、
感情も変わります。
私は歩行者も
自転車や自動車の運転も
経験したから
いろんな見方があることが
今なら分かります。
でも
歩くことしか経験してなかったら
乗り物を運転している人の
立場や気持ちが
分からなかったでしょう。
別に
自転車や自動車を
運転したほうがいいと
言っているわけではありません。
社会でたくさんの人と
生活している以上、
いろんな立場の人がいて
それぞれの言い分があります。
例えば、
親と子。
先生と生徒。
お店の人とお客さん。
経営者と従業員。
幹事と参加者。
…
いろんな立場を
なるべくたくさん経験するために
いろんな経験を積むのが
いいんだと思います。
でも経験するにも限度があります。
だから、
私たち人間には
相手を思いやるための
想像力が備わっています。
最近想像力の乏しい人が多いと
どこかで聞いたことがあります。
どうやって培うものか
私にも分かりませんが、
優しい気持ちを培うのは訓練だと
司馬遼太郎が書いていたのを
思い出します。
自分がそれを主張したら
相手はどんな気持ちがするか、
自分がそういう行動をしたら
相手にどんな影響を与えるか、
また
相手はどんな気持ちで行動しているかを
ちょっと思いやることができれば、
世の中もっと
丸く治まることが増えるんじゃないか、
そんなことを最近よく思います。
昔高校生だったあなた♪