歯・クリーニングコラム
唾液の話
よいかみ合わせでよく噛むと、お口の中の唾液がたくさん出るようになります。
この唾液に、若さを支える働きがあるそうです。唾液には消化を助ける働きがあることはよく知らせています。唾液の中や目の表面・気管・胃腸の粘膜にも含まれる、タンパク質と糖類が結合した粘り気のある物質ムチンが食べ物を包み込んで、のどや食道、胃腸などを守っています。唾液には、外部からの病原菌の侵入を防いだり、お口に中の雑菌が増えないようにしたりする働きもあります。
腸内の善玉菌を増やしたり、免疫力を高めたりする作用が注目されている『ラクトフェリン』は唾液にも多く含まれ、その抗菌作用から『天然の抗生物質』とも呼ばれています。