矯正を始めたい方へ 矯正治療の5つの目的
どうして矯正治療は必要なんでしょうか?矯正治療で歯並びがよくなると、どんないいことがあるのでしょう?
見た目が綺麗はやっぱり嬉しい
まずは審美的改善、つまり見た目の印象がぐーんとアップします。なぜなら、顔の中で視線を真っ先に集める部分は目と口だからです。
さらに会話のときの焦点が相手の目元と口元に集まるという統計結果は、意外に知られていない事実です。
きれいな歯並びからは「知的な」「洗練された」「品のある」印象を受けます。
外見の自信から内面的な自信へ
矯正治療を受けて歯並びがきれいになると、それまでコンプレックスだったり、あまり自信が持てなかったりした 歯並びについて、人からほめられるようになります。「歯めっちゃきれい!」って。そうすると笑う時も写真を撮るときも、歯を見せるのが嫌じゃなくなるし、むしろ見せたくなるくらいです。
私も治療経験者なので、それについては痛感しています。
自慢にできることが増えるのってうれしいことです。
それは初めは単なる歯に関する自信でも、徐々に内面的な自信に変わっていきます。なぜならそのきれいな歯並びは、 あなたが矯正治療をしようと決心し、 治療中のいろんなことを乗り越えて、 あなた自身が獲得したものだからです。
多くの症例に対する知識と経験を活かして最善の治療方法をご案内致します。
「虫歯・歯周病予防」になります
歯並びが悪いと歯みがきがしにくいので、虫歯や歯周病になりやすいということです。
最近はフッ素入りの歯みがき剤やキシリトール入りガムなど、虫歯予防に関する意識はかなり高まってきました。その一方で、歯周病に対する予防はおろそかにしている人も少なくありません。
(※歯周病=歯に残った汚れのせいで、歯を支える歯ぐきや骨が徐々に破壊されていく恐ろしい病気。痛みがほとんどないため自覚しにくく、末期になると歯がぐらぐらしたり、抜けたりします)
歯周病の原因はもちろん歯についた汚れですが、歯並びが悪いとその進行が助長されることがあります。
ヒトには永久歯が32本(親知らずと呼ばれる第三大臼歯を除くと28本)あります。一方、咬合力(物を噛むときにかかる力)は40~60㎏でその人の体重に相当するとも言われています。
本来はその力を28~32本の歯でバランスよく支えるべきところを、歯並びの悪い人ではそれができません。一部の歯に強い力がかかります。また、歯の生えている方向によっては、砂浜の杭が横から揺さぶられるような力が毎日食事のたびにかかるため、歯周組織へのダメージが大きく、歯周病が進行しやすいというわけです。
またかむことによって、消化や免疫に役立つ成分を含む唾液の分泌が促進され、虫歯や病気の予防にもつながります。しかし、歯並び・咬み合わせが悪いままかむことは、歯やあごの関節にもダメージが加わることにもなりかねません。
80歳まで自分の歯で食べる
8020運動ってご存知ですか?
8020運動とは80歳で20本の歯を残そうという運動です。ある研究によると8020達成者には次のような特徴があるそうです。
○ なんでもよく噛める。○ 元気である。○ 歯がよく磨けている ○ アゴがしっかりしている。○ おしゃれである。○ 気軽に外に出かけ、いつも機嫌がいい。
年を取っても心身ともに健康でいるためには、歯を多く残すことがとても大事なようです。さらに驚くことに、8020達成者はみんな咬み合わせがいいというのです。
つまり、いつまでも健康で元気に生活するためには、咬み合わせは無視できない要因なんです。
矯正治療は予防歯科です
矯正治療は、大きな意味での予防歯科だと思います。あなたがおじいちゃん、おばあちゃんになるまで健康な歯でおいしく食事ができるような環境を整えるための治療です。たとえしなかったからといって、今すぐどうこうなるものでもありません。誰にも将来のことは分かりません。
でも私たちは若くして歯を失う人をたくさん見てきました。
もっと早いうちに歯並びや咬み合わせを良くしていたら、こんなに早くに歯を失わずにすんだのではないか、と思う人はたくさんいます。
あなたが矯正歯科に少しでも興味を持っているのでしたら、ぜひその声を聞かせてください。
もし一歩が踏み出せずに迷っているのでしたら、その理由を聞かせてください。
私たちはあなたの笑顔と自信のサポータークリニックでありたいと願っています。
私たちじゅん矯正歯科は、みなさんの悩みも喜びも分かち合いたいと思うクリニックです。
患者様の不安をやわらげ、悩みに真摯になってお応えしながら、友達に会いに行くように、クリニックに来て欲しい、矯正歯科に通うことを楽しみに していただけるような、そんなクリニックでありたいといつも考えています。