矯正を始めるタイミング
矯正歯科というと決まって質問されるのが「矯正って子供しかできないんでしょう?」ということですが、答えは「No!」
もちろん、大人になってからでもできます♪実際、私も当院の衛生士も大人になってから矯正治療をして、今ではナイスなスマイルを自慢としています。矯正治療は歯と骨さえあればできるんです。
ではここで、矯正治療を子どもで始めた場合と、大人になってから始めた場合のメリット・デメリットをお話しします。
子どもで始めた場合
【メリット】
◯これから起こる成長を利用しやすい。
◯虫歯や修復歯、欠損歯が少ないので、矯正治療を行う上での選択肢に幅がある。
◯歯の移動に伴う歯肉の退縮や骨の減少が起こりにくい。
【デメリット】
◯保護者の方の意見が優先されがちで、患者さん本人が消極的な場合は、治療の協力(歯みがきも含めて)が得られにくい。
◯成長に伴う環境の変化、また患者さん自身にも変化が見られるので、治療に対するモチベーションを維持するために、特に注意を払う必要がある。
もっと早く矯正しておけば…と思う前に。子供の矯正についてはこちら >>
大人で始めた場合
【メリット】
◯本人の意志で治療を開始するので、後の治療においても協力が得られやすい。
◯治療に対しての関心や理解力が高い。
◯すぐに本格的な治療が開始できる。
【デメリット】
◯虫歯や修復歯、欠損歯が多い。
◯歯周病に罹患している場合が多く、治療に対して注意が必要である。
◯歯の移動に伴い歯肉の退縮や骨の減少が起こる可能性がある。
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子どもで始めても大人になって始めても、メリット・デメリットがあって、どちらがいいというわけではありません。 すなわち、思い立ったら吉日♪気になった時があなたにとってのベストタイミングなんです。